ついに最終回を迎えました、どぅるーじば。
今回も当たり前のように「堀さん編集後記おねがいします」と言われたので、書かせていただきます。
レギュラー回以上に多い、ミニや演奏会動画。1月あたりにはもう何を頼まれても驚かない体になっていたのですが、2月上旬にまきおさんから電話がかかってきて
まきおさん
「はぁはぁ…えっと…これからですねぇ…よしとさんとの有料配信動画、ともみさんとのシューマン演奏会、第3回のエマヌエルのリモートインタビュー、ともみさんとのラフマニノフ演奏会、第4回よしとさんのやつをですねぇ…」
私
「はい…」
まきおさん
「3月6日までにお願いしたいんですよぉ…」
だいたい過去の経験で、まきおさんがどこかで走ってきたような息切れ感たっぷりの口調で、矢継ぎ早に依頼するときは危険信号。
さすがに胃がキリキリ、手を震わせながらメモしましたけど、できるかどうかわからないけどやってみまして、見事締め切り前にすべて終えました。
一時期、先が見えなさすぎて、どぅるーじばのことで頭がいっぱいになり、子供の体育発表会で運動している子どもたちのゼッケンを見ながら
「あ!堀江さんって子がいる、佐藤さんもいる!入江さんも!えっ?奈良さんも!」
どぅるーじばビンゴしそうな状況に興奮しつつ、無意識に諸星さん、舘石さん、大熊くん、沼沢さんを探していたときには自分でも末期症状だと思いました。(あとで子供に聞いたら大熊くんもいるらしい)
さて、第4回沼沢淑音さん回いかがだったでしょうか?
沼沢さんはインタビュー動画でもわかるとおり、映像や美術、文学などの芸術文化にとても詳しい&まきおさんが多数の演奏会で忙しいのもあり、直接やり取りをし、ご本人の「こんな雰囲気にしたい」などの意見を入れながら制作しました。
まきおさんからいつも
「なんかね、どぅるーじばを見てる知り合いの人がね、僕と堀さんは似てるってよく言われるんですよぉ」
今回、沼沢さんの回を作ったことにより↑のような声がなくなるのではと期待しています。
沼沢さんと動画確認などのやり取りをしているうちに、いろいろとわからないことが発生。
美術や映画はわりと得意なんですが、なんせ音楽分野は詳しくないから四苦八苦。
スカルラッティについて説明文を入れるためにネットで検索したら、
アレッサンドロ・スカルラッティ(父)とドメニコ・スカルラッティ(息子)が出てきて、どっちもバロック時代の作曲家。明るいイメージ以前にスカルラッティ知らんし、沼沢さんに聞いてみたら、
「ドメニコの方です」
なんてやりとりがあったり。
また別の日、
カンタトリオでのコンサート映像の収録場所が名古屋にある宗次ホールで、沼沢さんから
「元CoCo壱番屋の社長さんが運営しているホールなので、食事にカレーが出るんです」
という裏話を教えてもらい、興味津々で
「えっ?トッピングは入れ放題なんですか?」なんて質問にも
「演奏前はみんな緊張してるからトッピングとかそんな余裕ないです…今度聞いてみますね」
と、とても優しく答えてくださいました。本当にすみません。
インタビュー前半の編集を終えたところで、沼沢さんから佃煮の概念が変わるぐらいとてつもなく美味しい佃煮が届き(特にホタテの唐揚げの佃煮は秒でペロリでした)、秋田県八郎湖名産の佐市の佃煮はこちらから買えます。
「ちょっと疲れたなぁ…」なんて自分に喝を入れつつ、美味しすぎる佃煮のおかげでなんとか最後まで頑張れました。
編集の途中で、沼沢さんの話に耳を傾けていたら、意識がパソコンモニターに渦巻で吸い込まれそうになった感覚が何度も。特に夢の話の最後は、完全に沼沢さんの世界観に惹き込まれていました。
編集を終えたところで自転車飛ばして図書館に行き、ずっと気になっていた本を借り、いただいた佃煮と共に楽しみました。
編集していると誰よりもその映像を見ているので、入江さんの回では『チーズダッカルビ』を食べたくなるし、佐藤さんの回では『伝説の90番』を絶対に作りたい&食べたい体になってるし、今回はコッペリアの元になったという「砂男」も編集しながら気になって仕方がなかったんです。
ぜひ皆さんも読んでみてください。冒頭から不思議な世界満載です。
(主にまきおさんの無茶振りから発生する)心が折れそうな気持ちのときに、視聴者の皆さんからの温かいお言葉に励まされ、なんとか最後までやり遂げることができました。この場を借りてお礼を申し上げます。
そして今回の企画に携わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。
何よりこんな素晴らしい企画を実現できたのは『#ふじのくにエールアート』様のおかげです。本当にありがとうございました。
さて今回で最終回ですが、私の動画編集ソフトには
「まきおさん」「ともみさん」「入江さん」「ひろおさん」「よしとさん」「奈良さん」「たていしさん」「大熊くん」という文字デザインを残しておくので、いつでも準備できるよう待っています。
それではパカパカー!